故人の最後を大切な人と過ごす家族葬

需要が高まりつつある家族葬

需要が高まりつつある家族葬 時代が大きく変化する中で、生活スタイルの変化、人々の価値観の変化の中で多くの新しい文化やスタイルが確立されてきました。その一つにお葬式のスタイルが挙げられます。従来のお葬式である一般葬は故人にゆかりのある方々に参列、弔問していただくスタイルでした。さまざまな時代の変化から新しいお葬式の形が生まれました。それが家族葬というスタイルです。

家族葬とは、90年代後半に造られた言葉の一つで、遺族や友人などの近親者のみ少人数で行うお葬式のことです。お葬式は死者を弔う最後の儀式として社会の中で大きな儀式として位置づけられてきました。お葬式には宗教や地域によっても伝統の風習があるところもあります。しかし、昨今では社会的背景によって大規模で行っていた一般葬ではなく、近親者で行う家族葬のニーズがどんどん高まってきました。その背景として、少子高齢化の進行、宗教的役割の低下、近所付き合いの希薄化や核家族化、価値観の多様化などが挙げられます。例に挙げると、昔は平均寿命が60歳から70歳だったため定年退職後まもなくして亡くなっていました。そのため、会社の同僚や友人、知人とのつながりまだ残っていました。特に田舎ではまだまだ近所付き合いも濃密な時代でした。ですが、今は平均寿命が80歳を超え、退職後20年以上も経過し、自然と付き合いもなくなり、中には介護が必要となり、老人ホームに入居する人も増えました。その環境の中で見送るのは近親者で小規模なもので十分だという考え方になりつつあります。親一人子一人の家族構成も増え、お葬式にお金をかけられないというのも家族葬のニーズが高まった大きな要因の一つでしょう。

家族葬と聞いて、火葬のみのお葬式や、宗教色なしで行うスタイルと思っている方もいるかもしれませんが、家族葬は宗教形式やお葬式の形態を表すものではなく、一般葬の通夜やお葬式、告別式の小さいものだと捉える方が適切です。告別式や火葬といった一連のセレモニーは一般葬と同じように執り行われます。

また、少人数といってもその人の捉え方にも寄りますが、家族だけで行う場合や、家族や親戚、友人・知人を呼んで30人から40人ほどの人が集まることもあります。日頃のお付き合いの広さによって人数は異なります。

そんなニーズが高まりつつある家族葬について今回は紹介します。メリット、デメリットはもちろんあるでしょう。しかし、選択肢のひとつとして参考にしてもらえれば幸いです。

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